2012/09/24

Le monde dans ma tête[Lot.6]







初めてコットンパールを使ったけど、
ビックリするくらい軽いのね。



Le monde dans ma tête[Lot.5]




Stone:Sesame Jasper、Serpenthine、River Stone 




オーバルの形をしているものが、セサミジャスパー。 
その名の通り『ごま』が付いているみたいな石。この石は 
他にもアイスミントジェード、キウイジャスパーとも呼ばれています。 
早い話、見た目からつけられている名前です。 
しかしこの石は、名前にあるジャスパーでもジェードの種類でもなく、 
『グラナイト(花崗岩)』の一種になります。『グラナイト』の由来は 
ラテン語で種子や穀粒を意味する【Granum】から来ています。 
(いずれにしても見た目でついている名前には変わりがないですね…笑) 
陸地を構成する岩石の中にあるもので、その多くは5億年以上も前に 
生成されたものらしいです。なんだか、それだけでパワーがありそう。 



丸玉の形のものはサーペンティン。 
この石の名前の由来もラテン語。『蛇のような』を意味する【Serpentinus】 
からつけられています。古くから彫刻などに使われていたようです。 



彩度の低い石達なので、たっぷり使ってインパクトを出そうと 
思ったのですが、出来上がって見るとかなりの重量。 
アクリルのパーツなども組み合わせれば、もっと軽量化出来るん 
だろうな…と思いつつも、つい天然石に拘ってしまって。。。 
ちょっとお直ししないと、肩凝りさんには
厳しいペンダントかも知れません・・・。
このままではディスプレイ用の子になって しまいそうです。。。
ん〜、気に入っているけど要検討。 
ブレスレットくらいにすれば、重さも気にならないかしら?




2012/09/20

Le monde dans ma tête[Lot.4]



Stone:Snow White Quartz、Fresh Water Pearl 




Quartzは、透明度のある石のイメージが強かったのですが、 
White Quartzのような不透明なものもあるようですね。 
石は数千年から数億年の時をかけて形成されていく過程で、 
様々な成分を含みながら成長する訳ですが、White Quartzは 
この時に隙間なくインクルージョンが密集し、結晶したため 
白く見えるのだそうです。 



古金美と白の組み合わせが、個人的にとても好き。 
柔らかな雰囲気のブラウスに合わせてみたいな。




2012/09/19

Double arc-en-ciel





ダブルレインボー。
(淡くて見えないかな?)
三連休最終日の幸せな出来事。



2012/09/14

Le monde dans ma tête[Lot.3]




Material:Button、Wool、Bead 




ブーム到来中なので、ブローチばっかりになってますね…。 
今回は珍しく天然石はなし。ボタンと毛糸、そしてビーズで仕上げました。 



このボタン、グレーのカーディガンでも買って付け替えたら 
可愛いだろうなぁ〜と思って購入したんですけど、 
実はボタン付けが大の苦手で…ついつい放置。 
そのまま放ったらかしではやっぱり可哀想なので、 
今回のブローチのメインにすることにしました。 



赤の対照色は青緑だったかな?と思いつつ、大好きな 
ターコイズ色をセレクト。パキッとした感じに仕上がったかな。 
配色は気に入ったのですが、カーディガンやコートに 
着けることを想定して、冬っぽさをどこかに…と、
いらぬ事を考えてしまい、毛糸も足しました。 
結果、夏物か冬物かわからない感じになっちゃいました。 



ま、オールシーズン用って事で(笑)




2012/09/12

Le monde dans ma tête[Lot.2]




Stone:Blue Gold Stone、Fresh Water Pearl 




昨日もブローチを作りました。 
使用石はブルーゴールドストーン(紫金石)と極小パール。 



紫金石は、ガラスに銅の粉末を練り込んで作られたもので、 
銅が光を反射し、金色のラメが砂金のようにキラキラと光る 
とても美しい石。天然石として売られていることもありますが、 
人造石のカテゴリーになります。これは紺色のガラスを使用していますが 
赤っぽいものを使用したものは砂金石(茶金石)と呼ばれています。 



歴史は古いようで、ルネッサンス時代のイタリアが発祥とされ 
イタリアのガラス工房で偶然生まれたものらしいのですが、 
その美しさから古くより装飾品と使用されてきたようです。 



紫金石の周りは極小パールで埋め尽くしました。 
小さめのブローチですが、極小パールなので埋め尽くすのに 
40cmレーン×2本分近くを使用しました。1粒か2粒をとって 
シャワーカンに埋め込む作業は、慣れていないこともあって 
想像以上に時間がかかりました。1.5cmくらい進んだあたりで、
これ一体いつ終わるんだろう? って思っちゃいました(笑)




2012/09/11

Le monde dans ma tête[Lot.1]




Stone:White Topaz、Smoky Quartz、Fresh Water Pearl 




ブローチを作ってみました。 
アタシの中で、今ちょっとした"ブローチブーム"が到来しています。 
秋〜冬になったら、ブラウスやカーディガン、コートなどに 
Bijouxなブローチを着けたいなと思って。 



マテリアルは古銀を使い、使用石も色を極力控えて 
シックな配色にしました。トップの石は、スモーキートパーズ。 
センターはバロックパール。パールの周りに配している石は、 
ホワイトトパーズです(これは淡いブルーが残っているかな?)。 



トパーズの名前の由来って、霧深い島で採掘され、探すのがとても 
困難だったことからギリシャ語で『探し求める』という意味の 
トパゾスからきているそうです。 
ちょっと心惹かれる由来です・・・。 



いつもは納品先のオーナーさんの希望で、極めてシンプルなものを 
制作していますが、今はちょうど納品物を作る時期ではないので、 
暫くはアタシの頭の中の世界をカタチにしてご紹介していきたいなと思います。 
本当は、それが売れるのが一番嬉しいんですけど…(苦笑) 





2012/09/05

Caprice Pierce No.2




Stone:Olive Jade 



昨日blogアップした、『 Caprice Pierce 』の第2弾。 



昨日のピアス。救済措置で作った割に出来上がってみると、 
配色やサイズ感など、なかなか可愛いじゃん(自画自賛)って、 
すごく気に入って、早速次の日に着けていったのですが、 
女子っぽ過ぎたのか?普段『オッサンルック』なアタシには、 
なんだかピアスだけ浮いているような気がして落ち着かず…。 
帰ってから速効、色味を抑えたシンプルバージョンを作りました。 



珍しくデリカビーズなんか使ってみました。 
このビーズは刺繍用に購入していたものなのですが、 
Silver925の丸玉を切らしていたので、代役さんとして起用。 
とても小さな粒なので、ビーズをワイヤーに通す時に 
目がシパシパしました。老眼かしらね? 



天然石は Olive Jade。 
ジェード(翡翠)という名前が付いていますが、本翡翠ではなく 
ネフライトの一種。ギリシャ語の Nephros(腎臓)が名前の由来。 
これって、天然の色なのかしら?
柔らかで、とっても優しい色味のお石です。 



このシリーズ。 
作るのとっても楽しくって、ちょっとハマりそうです。 
販売用じゃないっていうので、気持が楽だからかしら?(笑) 
色違い・石違いが沢山欲しくなってます。いつもは天然石ですが、 
色を楽しむなら今回みたいにビーズを使ってもいいかな☆ 



2012/09/04

Caprice Pierce




Stone:Tourmaline、Bicolor Quartz 



気まぐれに作ったピアス。
天然石は基本的に連単位で購入するので、jewelryを作っていると、 
どうしても端数というか、余りものって出来てしまいます。 
使用頻度の高い石であれば、またそれらも何かに組み込んだりして 
消化していくのですが、なかなか使う機会がなく、 
所謂『箪笥の肥やし』になってしまうものがあります。 



石の整理をしていると、 
『あら、この子、随分長いことこのままだなぁ』 
っていうのが出て来る訳で・・・。折角、カットされ 
ホールを開けられ、jewelryになるためにやってきたのにね。 
…という訳で、ながらくそのままになっていた子達は、こうやって、 
寄せ集めて自分用のアクセサリーとして形にしたりします。 



今回使用したのは、トルマリンとバイカラークオーツ、
そして メタルビーズ。 



赤・青・緑・黄・茶・黒…。 
トルマリンには様々な色がありますね。その歴史は割と浅く、 
1703年にセイロン島(現:スリランカ)で掘り出されたのが 
始まりとされています。様々な民族に、神聖な儀式で使用されて 
いたようで、古代のシャーマンは好んでこの石を身に着けていたと 
言われていますし、ネイティブアメリカンの間でも、この石は 
『聖なる閃きを与える石』として崇められているそうですよ。
和名『電気石』と言われるように、この石には電荷が生じている為、 
置いておくと、塵や埃がついちゃったりするんですけどね…(苦笑) 



中心の石はBicolor Quartz(バイカラークオーツ)。 
『bi』とは『2』の事。つまり2色配色という意味になります。 
バイカラーにも色々な組み合わせがありますが、今回使用したのは、 
イエローとブラウンのクオーツ。 
(画像ではわかりづらいですが…) 
自然に出来たこの美しい風景にいつもうっとり魅入ってしまいます。 
もっと色んなパターンのバイカラー欲しいなぁ〜(強欲・笑)