2011/02/23

永く愛されるもの…ビジネスの現実とジレンマ


丁寧にお使いいただいていても、経年変化や破損が起きるのは仕方がない事。
お客様から、随分前にご購入いただいたjewelryを「直るかしら?」と
お問い合わせいただくことがあります。ご愛用いただいていたものですし、
直してまた使いたいと言っていただけるのは大変有り難いことなので、
出来る限りメンテナンスに対応しています。


しかし、残念ながらすでにパーツが廃盤になっていたり、natural stoneなどは
特に、その時だけ手に入ったものだったりするので、お直しが出来ないことも。
そんな時は、別のもので代用したり、全く違うjewelryにリメイクをさせて
いただいたりもしています。




このような事例の場合、通常SHOPなどはどのような対応をされているんだろう。
同じようなお仕事をされている方はどうされているんだろう。


そんな事ばっかりしてちゃ、この先商売としてやっていけないよ…と周りに
指摘を受けることもしばしば。確かに、ビジネスとしてやって行くには、
私は甘いのかもしれない。 お直ししても料金をいただかない事もあるから…。
でも、「購入から一定期間経っているので(不良品ではないので)お直しは
出来ません」とはなかなか言えない。私は、偽善者なのかしら?お客様に
いい顔をしたいだけなのかしら?時々わからなくなってしまうことがあります。


これからも、jewelryは作り続けて行きたい。でも、その選択をする限り、
こういう事例(依頼)は必ず発生します。このジレンマ、今のところ答えは
出ていないです。ビジネスの諸先輩方…アドバイスが欲しいです。