2012/07/20

Fibula




Stone:Labradrite、Fresh Water Pearl、Smoky Quartz 



Brooch。最近になって、好むようになったアイテム。 
なんとなくマダム感があって、敬遠していたのですが、 
今の若いお嬢さんには。昔と違って Brooch はマダムのjewelry
というイメージはもうないのかも知れないですね。
(そもそもそんなイメージを持っていたのはアタシだけかも…) 


この Brooch は相方さんのお母様にプレゼントしたもの。 
贈ってすぐに身に着けて着画を送ってくださった。ありがたいです。 


Broochは、すでに青銅器時代から存在していたアイテム。 
当時は別の呼び名だったようで、今のように宝飾装身具として 
ではなく、衣服を留める留め具として使用されていました。 
時代の流れとともに、着用する者の身分や民族性など、 
アイデンティティを示すアイテムとして、装飾なども 
凝ったものになっていったようです。 


当時の名称は『Fibula(フィビュラ)』。 
初期のFibula は、大きな安全ピンのような形をしています。 
Fibula で画像検索すると「骨」の画像が出てきますが、これは、 
新石器時代の留め具(骨)が青銅器時代に素材が移り変わったものの
呼称だけはそのままだった…という事なのかしら? 


意外にも、古代のFibulaは保存状態が良く、個人でも比較的 
入手しやすいようで、コレクターズアイテムになっているみたいです。 
お値段的には庶民にはなかなかの買い物なのだと思いますが、 
コートなどにポイントに着けると素敵だろうなぁ… 
なんて妄想が膨らむ訳です(笑)