上のネックレスの、殷紅色を少し淡くした色の石がモスコバイト。
モスコバイトは和名で白雲母と呼ばれ、本来は白い色の石を指すのですが、
jewelryなどで私達が目にするのは赤みを帯びたこちらのタイプが多いのでは
ないでしょうか?赤色はマンガンを含んでいる事によるものだそうです。
英名である「モスコバイト」は、ウラル産の白雲母がモスクワを経由して
ヨーロッパへ輸入されていたことから、【モスクワ市民】という意味の
この名前が付いたんですって。
疲労状態の緩和などに効果があると言われていますが、昔から石薬として
使われていた石のようで、漢方では五労七傷(五臓の衰えや七種類の病気)に
効果があるとされているようです。
主張しすぎない柔らかな色味の石ですが、白や黒などのブラウスや
カットソーのポイントに使うととても映えるんじゃないかしら?